あえて結婚しない男たちの実態
行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
結婚を望まず、むしろ避けながら自分ひとりの生活を心の底から楽しみ愛している男性がいます。
彼らには、4つの特徴があります。
1.結婚に対してメリットを感じておらず、むしろデメリットが多いと感じている。
2.オウチで過ごす時間が一番好きで大切にしている。
3.ひとりで楽しめる趣味・生きがいを持っている。
4.趣味や価値観が共通の心の友・同志がいる。
こういった男性は、いわゆる「昭和な男」の記憶があまり残っていない若い男性により多くみられます。
彼らはゲームと共に子ども時代を過ごし、青春時代にすでにインターネットが存在していた世代です。
◆「結婚して一人前」からの解放
以前の価値観であれば、「男は結婚して身の回りの世話をする伴侶を得て、仕事に打ち込でこそ一人前
である」という暗黙の了解が会社や世間にありました。しかし、バブル崩壊によって、会社のしばりが
ゆるくなり、会社自体も社員に対して家族的な干渉をしなくなり、ドライな契約の側面が強くなりまし
た。またプライバシー保護やセクハラの意識の高まりなどから、女性だけでなく男性に対しても「結婚
しないの?」という質問はタブーなものになりつつあります。
こうして男たちは、「結婚して一人前」という社会のプレッシャーから解き放たれ、結婚をしない
(または先送りする)自由を獲得したのです。そのうえ、男性がオウチで快適に過ごすためのインフラ
が一気に普及しました。ゲームやDVD、インターネットによってオウチ時間の楽しさが格段にあがり、
家事に関しても苦手意識の少ない若い世代にとっては、1人の生活に不都合さはありません。
◆「結婚しない」のではなく先延ばしにしている
しかし、いくら会社や世間からのプレッシャーが弱まり、オウチ生活に不自由がなくても、異性への強
い愛の欲求は満たされていません。ただ、結婚をうながす外的な要因が少なくなると、「良い相手がい
ないなら、先送りしてもいいじゃん。」という雰囲気、そしてバーチャルの世界で理想的な女性と
プレイしている彼らにとってリアルな世界で自分の理想とする奥さんを見つけることはかなり困難な
ことです。
しかし、これら結婚しない男性も今はそのタイミングではないだけで、結婚自体を否定はしていません。
自分ひとりのオウチ生活を心から楽しんでいるために、その幸せを乱されることを恐れ、結果的に他人
の侵入を拒む臆病者でもあります。また、家族による幸せが自分ひとりの幸せよりも素晴らしいはずが
ないと、はなから決めつけている「食わず嫌い」ともいえます。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
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