「深い悲しみ」はどう扱ったらよい?
「怒り」はすぐに表現できても、
心の奥深くに潜む「悲しみ」を認めようとしない人は多いようです。
しかし、「悲しみ」も何かを「失った」時に生じるノーマルで必要な感情です。
そのため、自分の悲しみと嘆きは何なのか?を正確に知るためには、
自分の失ったものは何かを知る必要があります。
そして、そのことが自分に及ぼしている影響を取り除くために、その「悲しみ」を
じっくりと深く感じ取り、正しく取り扱わなくてはなりません。
◆「怒り」と「悲しみ」は表裏一体
「怒り」を感じ取る練習をしているときに、同時に「深い悲しみ」の存在に気がつくこと
があります。「怒り」と「悲しみ」は密接に絡み合っているのです。
例えば、パートナーとの夫婦・離婚問題で
安心感
信頼感
喜びや自然にしていられる状態
無邪気さ、愛情・・・などを失ってしまった。。
しかし、これらの事実を無視したり、心の奥深くに押し込んだりした場合、その人は自尊心の
面で大きな代償を支払わさてれいます。そして、ほとんどの人は何とかしてその嘆き悲しむことを
避けようとします。
しかし、避けていてもこの「悲しみ」は遅かれ早かれまた戻ってきます。
多くの人は自分が大切にしてきた何かを失ってしまった時に嘆き悲しむことを拒否しますが、
それは「自分が強くなければならない」と感じるためです。
しかし、しばらくすると、そういう人はみんな例外なく崩れ去ってしまいます。
「強い怒り」と同じで「深い悲しみ」も十分に感じ取って十分に嘆き切った後でないと
心が回復を始めることはできません。
「嘆き悲しむ」ことを避けていると、「深い悲しみ」はいつまでたっても無くなることはないのです。
◆嘆き悲しむプロセス
まずその原因となる出来事に接したときの「ショック」
↓
「激しい怒り」
↓
「信じられない気持ち」
↓
「悲しみ」
↑
この「悲しみ」段階では、永遠にこの状態が終わらないのではないかと思えることもあります。
「深く悲しむ」というのは自分を哀れんでいるのとは違います。
それは前進できなくなっている状態から脱出するためのプロセスであり、自分を癒し、抱えている
問題に対して現実的な対応を可能にするための行為なのです。
「怒り」と同様に内面に抱える大きな悲しみは、静かに感じとってから表現することによって外に
出してやらなければ、いつまでも自己破壊的な行動の原因となってしまいます。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
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