性格の不一致は「性の不一致」? その2

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ビジネスマン

 

※その1からの続き。

性格の不一致から離婚が引き起こされるケース

 

◆結婚後10~15年以内の離婚

この層には大きく分けて、2つの問題が出てきます。

 

一つは「不妊」の問題から、性格の不一致に至る場合。

男性側に原因がある不妊の場合は離婚に至るケースは比較的少ないですが、

女性側に原因がある場合、夫がよそに子どもを作ってしまって離婚に至る

というケースもあります。

 

子どもを欲している夫婦は結婚後3年前後でも妊娠しない時には、

早めに治療を始めることが大切です。

自然に任せ、5年も6年も放っておくと、妊娠の可能性はますます

低下してしまいます。

 

また、長い期間不妊治療を行ったりすることは、

お互い非常なストレスとなり、つまらないことで妻とケンカをしたり、

気持ちの行き違いが生じて、性格の不一致まで進んでしまいます。

 

 

二つ目の問題点は、子どもの教育から生じる場合。

この時期は、子どもの教育にウェイトをかけざる得ない時期でもあります。

夫が自由業であるとか、日中一緒にいる時間が多い家庭では夫婦で話し合う

時間も取れますが、「進学」に対する父と母の考え方は衝突しやすくなります。

 

 

女性はどうしても周囲の影響を受けやすく、いつも安全圏にいたいという

気持ちが強い傾向にあります。

このため本質的なことを大切にするよりも、世の中の流れを重視しがちです。

他人の子どもが塾に行けば、自分の子も塾へ!となり、子ども本来の気持ちを

尊重する事は希薄になりがちです。

 

子どもの教育に関して、夫と妻の意見が違った場合、

ひと昔前は夫の意見が最終的には通っていましたが、

現代はむしろ逆になっているため、妻が自分の意見を通すケースが多い。

 

その結果、子どもにとってよいものであればいいのですが、

裏目に出た場合、妻は必ず夫に助けを求めてきます。

夫としては、「だからあの時、こう言ったじゃないか!」

という思いが心の底に残ります。

 

 

このように子どもの教育を介在にして最後には、

性格の不一致というところまでつながってしまいます。

そうなると、もちろんその他のコミュニケーションもうまく

いかなくなってくる、ということになります。

 

 

本来夫婦とは、お互いに性的欲求の対象であるべきなのに、

互いのわずかな行き違いから溝が深くなり、

性格の不一致からお互いの存在が何ら性的な存在では

なくなってしまうことが、性の不一致につながってしまうのです。

 

 

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