産後のセックスレス 女性は赤ちゃんからスキンシップを得れるが、男性は…?
子どもが生まれると・・・
親になる喜び、家族が増える喜びなど大きな満足感や安らぎを手にする一方で・・・
子どものためにお金がかかる、家事の量が増える、
夫婦二人で過ごす時間は少なくなる、
そしてセックスレスにもなり結婚生活に影響をもたらすなど新たなストレスを
抱えることにもなります。
そもそも、女性は子どもが生まれ、授乳の期間は体内のホルモンバランスの変化から
性欲が減退します。
また、夜中に頻繁に起きて授乳させなければならない、など体力的なしんどさも加わるため、
母乳で赤ちゃんを育てている女性がが疲れてセックスができないと訴えているなら、
それは本当のことなのです。
また、男性にはわかりにくい複雑な要因として、母乳を与えている女性の体内に、
オキシトシンという気分を良くするホルモンが分泌されます。
これは抱擁ホルモンとか絆ホルモンとも呼ばれ、授乳期の母親は赤ちゃんとの
ふれあいから幸福や温かみや親密さをたっぷりもらっているので、それらを夫に求める気持ちに
なれないといったデータもあります。
「女性は母乳を与えることでスキンシップへの欲求がある程度満たされて、
夫との性的なふれあいに対する関心が薄れてくる。
しかし、男性は赤ちゃんからそのような満足感を得られないので、
妻に性的なふれあいを求め続けるが、その目的が達成されないと
ストレス要因の一つになる」
といえそうです。
◆進化の過程でそうなっている
子どもの誕生後、性生活に不満を感じている男性にいえるのは、
「妻がセックスをしたがらないのは夫を嫌いになったからではなく、
何百万年にもわたり続いてきた進化の力のせい」ということです。
ある学者は進化論の中でこう述べています。
「付き合い始めや新婚当初のようないわゆるラブラブ期は、パートナーと夫婦の絆を結び、
子どもをもうけて、家族をつくるために発達してきた愛情です。
しかし、子どもが生まれた後も、パートナーとの激しいロマンティックな愛を
持続させていたら、赤ちゃんの世話がおざなりになってしまいます。
もし母親がつきっきりで世話をしなければ、赤ちゃんは進化の過程でライオンの餌
になっていたことでしょう。」
女性の脳は子どもを放置しないように進化してきました。
そのため、女性は赤ちゃんを抱いたり授乳したりしていると、オキシトシンという
ホルモンの分泌量が増え、それによって子どもに対して強い愛情を感じます。
それと同時に、テストステロンという性欲を増幅させるホルモンの分泌量は、
急速に減少していきます。
「母親は疲れて言い訳にしているだけではありません。
いうなれば薬物に影響されているような状態です。
夫婦の性的な結びつきよりも、母親と赤ちゃんの結びつき、そして親としての
結びつきを強化するように発達した、進化のメカニズムによる影響が大きい」
とも言えます。
◆では、どうすればよい?
もし、性生活で夫婦が困難さや悩みを抱えているのであれば、いわゆる「フルコースのセックス」
を求めるのではなく、ちょっとした接触(マッサージや一緒にお風呂に入るなど)から始めて
みてはいかがでしょうか?
それだけでもパートナーとの良好な関係を取り戻す手助けをしてくれます。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
暮らしていくためのお手伝いをさせていただく
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