夫は義母・妻との三角関係に悩み続ける…
最近では、母と娘の関係を題材にしたドラマや本等を見かけることがありますし、
また「毒親」という言葉をよく聞きます。
これは、成人した後でも母親の存在を重たいと感じる女性が増えていることから生まれた言葉です。
重さの原因は母親が、
「子離れできずに依存してくる」
「常に完璧を求めてくる」
「娘のやることなすことに嫉妬する」
ためで、このようにして娘を苦しめ続ける母親がいるということです。
あるアンケートでは、母との関係は「不仲」と答えた人が15%だったのに対して、
母が「重たい」と答えた人は58%にのぼりました。
これは、母親と「不仲」になることを恐れるあまり我慢を続けた結果、娘の「重たい」
という独特の感覚につながっていると考えられます。
◆その愛情は利己的?利他的?
では、なぜ娘たちは「重たい」と感じている母親から離れることができないのでしょうか?
その原因は親から子どもへの「利己的な愛」(自分の利益だけを追求する)と
子どもから親への「利他的な愛」(自分のことよりも他人の幸福を願うこと)という二人の関係性
によります。
いわゆる「毒親」をもつ娘たちは、
「母親が私を威圧したり、罪悪感を感じさせたりして、自分の思い通りに行動させようと
している」
「人生において決定することの多くは、親がそれをどう思うだろうか?」
と親をまず意識した思考パターンを持っています。
これらの原因は子どものころの親子関係にあります。
子どもは親からの愛を拒絶することはできません。
そのため、「毒親」はその優越的な立場を利用して、愛という理由で子どもに対する支配を強め、
それを正当化してきました。
具体的には、しつけや教育と称して「ののしり」や「体罰」を通じて抵抗できない子どもを
支配下に置き、子どもが常に親の顔色をうかがわないと生活できないようにします。
そうすると子どもは、親を喜ばせることで自分も安心するという親への「利他的な愛」が
強制的に形成されていくのです。
そしてこれが身についてしまった娘は、大人になってからも、親と対立したり不仲に
なることは親に対する愛情の欠如だと解釈し、罪悪感を感じるようになってしまいます。
そして、そんな女性と結婚した男性は、義母・妻との三角関係に悩み続けることになるのです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
暮らしていくためのお手伝いをさせていただく
事務所です。
行政書士であり夫婦問題専門のカウンセラーが
対応致します。お気軽にお問合せください。
電 話 082-533-6036(広島市西区)
メールでのお問い合せはこちら から
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
Your Message