いつでも夫婦仲を破壊できる姑の一言
行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
ある日妻が、「ちょっと実家に帰ってくるわね」と言い残しそのまま帰ってこなく
なりました。これまでもちょくちょく妻は実家に帰っていたので、今回も1日か2日
で帰ってくると思っていたら帰ってこない。。。
直前にケンカして飛び出していったのならいざ知らず、それまで普通に生活していて
思い当たる節もない。
困った夫は妻の実家に電話するのですが、取り次いでもらえず、携帯電話にかけても
切られてしまう。そうこうしているうちに、突然、妻の親から一方的に離婚の話が
提示されました。夫としては離婚するつもりはなく、そもそも妻が離婚を申し立てて
くる原因さえはっきり分からない。。。
しかし、それでも妻と子に会えないという状況が長引き、最後は精神的にもまいって
しまい、ついには離婚に同意してしまったのです。
◆婿への憎しみ
その夫婦の家には妻の母親が遊びに来ることが多かったのですが、最初は夫もお義母さん
として大事にしようということで、笑顔で優しく迎え入れていました。
しかし、あまりにも頻繁に遊びに来ては泊まっていくということを繰り返すので、
夫も次第に窮屈な思いをするようになり、お義母さんに対して直接言うことができないので、
その愚痴や小言を妻に言ったのですが、それが当の母親の耳に伝わってしまったのです。
これがきっかけとなり、母親は娘の婿に対して、憎しみを抱くようになりました。
ほんの些細なことですが、いわゆる「マザコン娘」の母親は、大事に育ててきた
娘の思いの裏返しとして、自分から娘を奪っていった婿に対しては、もともと
いい感情は持っていません。
◆母親の復讐が始まる
まず、婿がいないときを見計らって娘に会いにいき、娘と二人きりのところで、婿のデキの
悪さを言い立てました。娘が実家に戻ったときも婿の至らなさをあげつらってとことん
イメージを下げていきます。
「最近、仕事で帰りが遅くて夕食も一緒に取れないのよ」
娘がそんなことをこぼそうものなら、
「ダメな夫の典型ね。仕事ももちろん大事だけど、家庭を顧みない男は
いずれ絶対に浮気しちゃうから。おじさんがそうだったでしょ!」
そういって不安をあおります。
婿から実家に娘あての電話がかかってきても、「娘は話したくないと言っている」
と言って勝手に切ってしまう。そして娘には、
「ほらね、あの男はお前が実家に帰ってしまったのに、電話一本も寄こさない
でしょ。あんたのことなんか気にしてないのよ。不幸な結婚ね!」
いわゆる「マザコン娘」の女性は母親の言うことは素直に受け入れてしまうので、だんだんと
「ママの言うとおりデキの悪い夫かも!?」、
「私は不幸な結婚かも!?」と、
思うようになり、最終的には
「もう戻ってきたらどう?そんな思いをしてまで結婚生活を続けることはないのよ」
という母親の猫なで声にほだされて、本当は嫌いになったわけでもないのに夫と別れる
決断をしてしまったのでした。
離婚後、娘とその母親は、まるで何事もなかったかのように仲睦まじく楽しそうに
していたとのことです。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
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