離婚を沈没寸前の船に例えると…その2
行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
その1の続きから…
(その1は⇒こちら )
今にも沈みそうな船・・・妻が船長で、夫が副船長です。
乗客は二人の間に生まれた子どものことです。
そして、船の状態は現在、下記のパターンで考えてみます。
↓↓
①乗客は乗っていない。船は廃船寸前。
②乗客は乗っていない。船は豪華客船。
③乗客が乗っている。
④副船長(または船長)が暴力をふるう。
その1からのつづき…
③乗客が乗っている。
乗客(子ども)にとっては、船が沈まないでいてくれることが一番なので、
船長(妻)と副船長(夫)は、とにかく船のバランスを立て直すことに全力を尽くさな
ければなりません。間違っても、乗客をおいて、自分だけさっさと逃げ出すような
ことなしてはいけません。
その上で、
どうしても沈没を阻止できなければ・・・
乗客を全員助けた後で、自分が助かることを考えます。
これを離婚問題に応用してみれば・・・
子どもを置き去りにして逃げ出してはいけないということです。
船が沈みそうになったのは、自分たちの操縦ミス、または船自体に問題があるとしても、
乗客には何の責任もありません。
つまり、子どもたちには、夫婦関係が悪くなった責任はまったくありません。
そして、船長・副船長は乗客の安全を守る責務があります。
子どもを守るために全力をつくさなければなりません。
「自分が自分らしく」
「自分がもっと楽しい人生を送るため」
などと言って、子どもを犠牲にしてはいけないのです。
④副船長(または船長)が暴力をふるう。
この場合、とにかく逃げ出す必要があります。もし乗客(子ども)がいたら、
乗客と一緒に逃げます。
相手がひどい暴力をふるい、そのままでは非常に危険だという場合です。
こうなったらもう逃げるしかありません。その決断に反対する人は誰もいないでしょう。
客船の中では、乗客が最優先されるべきです。同じように、家庭の中では、
子どもを一番に考えます。
これは家庭だけではなく、その地域や社会の中でも同じで、もっとも配慮
しなければならない存在は子どもたちや若者ではなのです。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
暮らしていくためのお手伝いをさせていただく
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