離婚を沈没寸前の船に例えると…その1

公開日:  最終更新日:2015/11/21

行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。

 

船が何らかの原因で、今、沈みそうに なっています。船長で、副船長です。

船が沈みそうになってしまった理由は、

・船長か副船長の操船ミスまたは、

・もともと船体に問題があったかのどちらかだと考えられます。

 

そして、船の状態は現在、下記のパターンで考えてみます。

↓↓

①乗客は乗っていない。船は廃船寸前。

②乗客は乗っていない。船は豪華客船。

③乗客が乗っている。

④副船長(または船長)が暴力をふるう。

 

 

これを離婚問題に当てはめてみると乗客は二人の間に生まれた

子どものことです。船は二人の置かれている状況を象徴しています。

 

まず、

①乗客は乗っていない。船は廃船寸前。

子どももいないし、二人の関係は最悪、あるいは、少なくともどちらか一方が

救いようのない問題を抱えているケースです。

この場合は「船を見捨てて逃げる」のが良いかもしれません。

なぜなら、乗客もなく、あなたが逃げ出しても被害者はいません。

また、船も廃船寸前なので、特にしがみついている必要もありません。

離婚して、それぞれが新たな道を歩んだほうがいいということになるでしょう。

 

 

②乗客は乗っていない。船は豪華客船。

この場合、乗客はいませんが、船を放棄して沈むに任せていたら、

二人とも大きなモノを失うという状況です。もしかしたら、

船の中には高価な宝物があったり、一緒に大きな事業をしている、などです。

今後、このような素晴らしい船を入手する可能性が低いのであれば、

船が沈まないように最後まで頑張り、それでもダメなときに、

船を捨てて逃げることになるでしょう。

少なくとも、①のように最初から簡単にあきらめることはないと思います。

 

その2へつづく・・・


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