浮気と阿闍世コンプレックス
行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
私たちは、無意識のうちに出生家族(自分が生まれた家族)の中で、満たされなかったものをパートナー
から得ようと試みる傾向があります。これは、幼少時にコントロールされてきた人ほど、そして不安が
高い人ほど、パートナーをコントロールしようとする傾向が高くなります。
「浮気問題」も例外ではありません。
◆「浮気した側」の生育歴
「浮気をした側」の生育歴の話を伺うと、かつて、自己愛を傷つけられた体験を持つ人が少なくありま
せん。このようなケースは、「見捨てられ不安」と、「呑み込まれ不安」をもっていることが多い
ため、「浮気」というどっちつかずの状態が苦しくとも刺激的でちょうどよく、また、居心地のよい距離
感と関係になることもしばしばです。
そのため、「浮気をする側」にとっては、婚姻関係であるパトーナーとの離婚はあまり念頭になく、浮気
相手に結婚を迫られると、逆に二人の関係も自然消滅になることも多くあります。
◆母の影響の大きさ
日本人は、「阿闍世コンプレックス」を持つ人が少なくないといわれています。
阿闍世コンプレックス・・・母親を愛するために、母親を亡きものにしたいという欲望。
詳しくは⇒■ (ウィキペディアへ)
いわば、浮気(不倫)は形を変えた「母殺し」の願望ともいえ、母親が自分が幼いころに十分に愛情
を注いでくれなかった恨みやその葛藤をパートナーに求め、そして浮気・不倫が発覚後、パートナー
から許される体験をすることによって、パートナーへの償いの気持ちへと転じて夫婦関係が改善し、
修復されることもあるようです。
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見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
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