夫が家族のメンテナンスを怠ると母娘関係は悪化する
行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
最近はあまり聞かなくなった「良妻賢母」という言葉。
しかし、「良い妻・良い母であるべき」という考え方は
親から子、孫へと現代も受け継がれています。
しかし、この考え方はもともとは【社会=男】が押し付けた
幻想に過ぎません。素直にその役割を担ってくれる女性のほうが、
これまでは結婚しやすかったり、社会に都合が良かったのです。
今も50歳前後から上の世代の母親たちは良妻賢母でなくては
ならないと思っている方も多く、それが自身を苦しめている
原因にもなっています。
そんな苦しんでいる母親のもとで育った娘は、
いうなれば「男の都合・怠惰」によって作られた歪んだ
母娘関係とも言えなくもないのです。
◆母娘問題は夫が原因!?
母娘関係という問題が単に「女性同士だから」という
理由だけなく、例えば母親が孤立したり、母が娘しか
生きがいがないという状況を作り出してしまったのは、
夫が家族のメンテナンスをさぼっていたから
とも言えます。
母親は本来、夫にぶつけるべき欲求を娘にぶつけ支配
するしかなかった状況だったのです。
結局、母と娘の強烈な結びつきから夫は疎外され、
家の中で居場所も無くし、仕事に逃避してしまう。。。
ただ、夫も簡単に仕事を休むことができず残業続きで
体力的にも精神的にも限界のケースであったと言えなく
もないのです。
◆「お父さんの役目」をやらせない母親たち
家の中でお父さんの存在感はほとんどない・・・
といった家族でも子どもの成長過程で父親から
子どもたちに影響を与えなければならない時期があります。
しかし、冷め切った夫婦間では母親が父親にその役割をさせません。
これがのちに子どもたちの自己肯定感の低さにつながったり、
娘であれば男性不信に陥ったり、逆に評価してもらいたいから
既婚男性との不倫にはまったり、、
などの問題を引き起こしてしまいます。
◆母親と毎日電話をする娘
全部その日にあったことを母親に話さないと落ち着かない
女性がいます。母親とは別々に住んでいたり、彼氏もいる
のに話をしないと落ち着かない。
しかし、母親はそれが楽しいのです。これは、娘は自分の
出来事を毎日、母親に還元してしまっています。
それは母親の「生き直し」でもあり、
娘も「あなたが私を産んでくれたおかげで今日もこういうことがありました」
と母親に日々を献上しているとも言えます。
そして、娘がこれを急にやめたりすると母親はパニック
になり混乱し、娘も罪悪感に悩まされることになるのです。
しかし、これが息子の場合だと、彼らは母親に対して
ほとんど罪悪感を感じないので、離れても
「面倒だからいいや」くらいになるようです。
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