離婚や別居親について子どもに説明しないとどうなる?
離婚で母親が子どもを引き取った際、子どもがまだ乳幼児で、今はお父さんを
覚えていなくても、そのうち保育園や小学校でみんなにはお父さんがいるのに、
自分にはお父さんがいない…ことを知ります。
その時の子どもの欠落感は大人が考えている以上に大きいものです。
子どもにとっては、別れてもお父さんはかけがえのないお父さん。
どんなに小さくても、離婚の事実、父親がいることを話しておき、可能な限り
会えるような環境を整えておくべきです。
◆何を?どのように?伝えたらよいか
子どもの年齢に合わせた、わかりやすい話し方で、
・どういう事情で離婚をするか?
・これからどうなっていくか?
・今、どういう状態か?
を話してあげます。
離婚は、
・お父さんとお母さんの理由で、子どものあなたのせいではないこと
・これからのことを、二人で相談しているから心配しないでいいこと
を話します。
相手の浮気やケンカの原因など、事細かに話す必要はありません。
相手の悪口を一方的に言って、非難・攻撃するような話し方は子どもを傷つけます。
離婚しても別々に暮らしても、お父さん・お母さんは、変わらずあなたを愛しているし、
あなたの面倒をみたり、会うことができるから、心配しないでいいよ、ということを
話してあげます。
さらに、
子どもが夫婦のケンカを見ていて ”離婚理由も知っている”という場合でも、親から
離婚したことを話すべきです。
黙っていると子どもはあれこれと想像して不安になります。
この場合も、相手を悪く言わないこと、子どもには相手の血も流れています。
親の悪口を聞くと子どもは傷つき、自信をなくしてしまいます。
「子どもは同居親と違う感情や思い出を別居親に対して持っている」
ことを忘れてはいけません。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
暮らしていくためのお手伝いをさせていただく
事務所です。
行政書士であり夫婦問題専門のカウンセラーが
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