親が厳しいと子どもは「良い子」になるのか?
行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
子どもを厳しく教育している親。有無をいわさず決まった時間に勉強机の前に座らせたり
塾に通わせたり、そして不正は許さず門限は厳しく、子どもが間違ったことをすれば体罰も
辞さないという感じです。さて、このような親からどんな子どもが育つでしょうか?
◆子どもが「良い子」のフリをする
子どもが従順で親の言いつけにすべて素直に従い、まったく不平を漏らさないようなタイプだと
したら、親の期待通りに勉強のできる真面目な大人に育つかもしれません。しかし、それが必ず
しも子どもの意に添わぬもので、自分の意思を抑えつけながら従っていたのだとすると、成人してから
うつや摂食障害などの心の病を発症するかもしれません。
一方、損得勘定に長けたタイプの子どもだったとすると、こうした厳しい教育はまったく期待外れの
逆効果をもたらす可能性が高くなります。子どもの意に反して無理に勉強させようとすると、子どもは
勉強しているフリをするようになります。塾に通っているように見せかけてゲームセンターに入り浸る
かもしれません。
しつけについても同じ結果を招くでしょう。不正を許さない親に対する合理的な行動は不正を隠すこと
です。そうしないと親に知られたら厳しく叱られるからです。
◆親も面倒くさがらない
子育てする親にとって重要なことは、子どもがどのように育っているかを知っておくことです。
親は子どもを四六時中監視できません。なので、学校での生活や友達付き合いに関する情報を子ども
自身から教えてもらう必要があります。そのとき、ポイントになるのは、子どもが正直に話してくれる
かどうかです。親に叱られるのを嫌がって子どもが嘘をつくと、親は子どもの現状を正しく把握しづらく
なります。
このようになってしまわないためには、ひとつは子どもの話をしっかりと聞いてあげること。面倒くさ
がって子どもの話をいい加減に扱うと、次から子どもは家で話をしなくなってしまいます。そして、
もう一つは、子どもが自分から正直に話したら決して叱らないことです。叱らずに子ども自身のために
なるようなアドバイスをしてあげるのが効果的といえます。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
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