子育ての権限を譲らない妻とやる気をそがれる夫

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チンパンジー

子どもが生まれると、妻は家事の負担が増えて、収入を得る仕事の量を

減らさざるをえなくなることが多くなります。

 

しかし、夫は家事の負担が少し増えるものの、以前と変わらずに仕事をするか、

むしろ仕事の量が増えたりします。

 

そうなると、妻は家事や育児への夫の参加足りないと腹を立て、

夫は長時間労働のせいで家族との時間をもてず、どうにも身動きが

とれなくなってしまいます。

 

 

◆妻が子育ての主導権を譲ることも大事

夫にもっと子どもと関わってもらって、父親としての仕事の分担を増やしたい

と妻は思っています。

しかし、そのことを「やってよ!」と夫に頼むだけでは十分ではありません。

夫が父親としての仕事をより上手にこなすためには妻からのサポートが不可欠なのです。

 

また、

「夫が家事や育児に手を貸そうとすれば、妻は当然それを歓迎する」

と思われがちです。

 

しかし、現実にはそうとも言えません。それは、多くの母親たちが

子育ての権限を譲らない傾向あります。

しかし、それが母親自身にかかる子育てのストレス増やしてしまっています。

 

女性たちは夫が助けてくれないと不平を言いますが、いざ夫が手を貸そうとすると

無意識に脇へ追いやり、お風呂の入れ方やおむつの替え方などの細かい部分にあれこれ

口を出して、知らないうちに夫のやる気を失わせていることが多くあります。

 

 

◆自分のやり方でないと認めない

例えば、よそいきの服のままで子どもを遊ばせたり、左右が違う靴をはかせたりする

夫に対し、妻は夫何度もたしなめました。

母親なら誰でも、妻の不満に共感できますが、たしなめられた夫はかなりやる気を

そがれてしまいます。

 

また、妻が外出して戻ったら夫が子どもとテレビゲームに夢中になっており、

それをみた夫を叱るなど。。

 

妻としては、子どもたちに本を読ませたり、外で遊ばせたりしたかったのでしょう。

しかし、自分のやり方と違うという理由だけで、夫の子育てを批判するのは本当に正当なのか?

という疑問が生じます。

 

子育てへの父親の関わりをもっとも大きく左右するのは、

父親の子どもに対する気持ちだけではなく、妻との関係性が大きく左右しています。

 

妻が子育ての権限を少しゆるめて、夫が子どもとテレビゲームに興じているなども

なにもかもひっくるめて、自分のやり方で父親としての務めを果たしているのを

認めれば、夫は妻と一緒に子育てに参加することにもっと幸福を感じますし、

もっと子どもたちと関わるようになるはずです。 

 

 

 

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