夫婦のコミュニケーション不全 リポートトークとラポートトーク

公開日: 

MIMIYAKO85_katawoyoseauhutari20140725

十分なコミュニケーションがあってはじめて、夫婦は互いに相手を

「人生のパートナー」と感じられるようになります。

しかし、そこまでの道のりは簡単ではなく、夫婦として成熟していくためには、

お互いの努力が欠かせません。

 

 

◆夫も妻も夫婦として未熟!?

「夫は分かってくれない」

というのは多くの妻たちに共通する悩みですが、

「妻はすぐに感情的になって困る」

という夫たちの言い分もあります。

 

そもそも会話がかみ合わないのは、夫婦の会話のスタイルが

違うことが大きな原因です。

 

それは、夫は話題も話し方も理論的な

リポートトーク(情報のみを淡々と語る話し方)

 

妻は話題も話し方も感情的で情緒豊かな

ラポートトーク(相手の情緒や感情に働きかける話し方)

なのです。

 

夫婦といえども、コミュニケーション不全では、人生のパートナーとはいえません。

性的な関係を含めた十分なコミュニケーションをはかっていくことが欠かせません。

 

 

◆夫のリポートトーク、妻のラポートトークによるすれ違い

 

女性が話したいのは、客観的な出来事より、

自分がどう感じたか、どんな気持ちだったか

ということです。

 

なので、夫にも情緒豊かな対応を求めますが、男性は、妻に共感を示すいうより、

話の内容を整理して要点を洗い出し、「こうすればいいじゃないか」

などと理論的に答え、結論を急ぎがち

になります。

 

妻が夫に共感を求めようとしても、夫は、

「わかった、わかった」

 ↓

「つまり、○○だろう」

 ↓

「だから、どうだって言うんだ」

 ↓

「要するになんだ?」

 

などと批判や会話を打ち切ってしまいがちです。

そうなると妻は、夫に「ばかにされた!」と感じてしまいます。

 

 

ここで妻の心の声を聞いてみると・・・

 

①はぐらかされた気分になる

会話の軸がどんどんずれていくように感じられる。

妻は「私が話したかったのは、そういうことではないのに!」

という思いを持ちます。

 

②自分が同意してようがいまいが関係ないと感じる

夫の応対は妻の気持ちを無視したものになりがちです。

「私が同意してもしなくても、夫は自分勝手結論を出し、

私の意見などまったく関係ない」と、会話自体がむなしくなるのです。

 

③自分の存在を軽んじられたような気分になる

何を言っても、心のこもっていない返事に感じられ、

妻は「結局、この人は、私のことなんてどうでもいいんだわ」

という思いを抱いてしまいます。

 

 

 

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