子どもに会えない親が今、できること
今、子どもに会えないでいる別居親(子どもと離れて暮らす親)が、
今後、子どもと会うためにできることは何でしょうか?
今、できることをいくつか挙げてみます。
・不本意でも理不尽でも「今は~な状態である」と現状を受け止めてみる。
問題を冷静にとらえ、解決・克服することで前向な循環をつくります。
・ストイックに我慢することではなく、これからのために自分を変えていく。
他人や環境の変化を真っ先に期待するよりも「まずは自分で動く、自分が変わる」ことを心がける。
・新しい知識、経験、対人関係、展望を持つようにする。
再起は多くの人が未経験であり、これまでの延長線上だけでは不足があります。
新しい人間関係やこれまでとは違う価値観を獲得していきます。
・「子どもに会うまでの間」、「子どもに会うとき」を考える。
大きな目標である「子どもに会う時」の良い状態を繰り返しイメージします。念ずれば通ず、です。
■ストレスがあることを認めて対処する。
子どもに会えないことで、これまでの日常とは異なるストレスを抱えてしまいます。
しかも短期間に数多くが一度に!
そういったストレスへの対処を 意識しておく必要があります。
・メンタル面
「自分を責める気持ち」
「後悔」
「自暴自棄」
など、様々な感情が繰り返してきます。
それだけで心身ともに参ってしまい、何もできなくなってしまうこともめずらしくありません。
カウンセリング、自助活動への参加時には心療内科など医療機関に相談し適切な処方も必要です。
「適切かつ躊躇せず」が大事です。
・フィジカル面
ケガや体調不良はメンタル面のストレスと密接な関係があります。
また普段かからないような病気になることも。。
免疫力が低下するだけでいろいろなトラブルが生じます。
何事も体が資本・基本です。
■経済的に安定する。
経済的な余裕は選択肢の拡大にもつながります。極端に言えば、「お金があれば何とかなる」
ということも多いのです。
経済的に負のスパイラルに陥ると多くのことが影響を受け、子どもに会うための再起が遠のいて
いってしまいます。
・収入(安定性)はできるだけ下げない
日常を安定させられるのであれば今の仕事はできるだけ続けられるにこしたことはありません。
新しく仕事を探す場合には、自分にあった仕事やバイト・パート、契約社員から正社員という
ステップアップも有効です。
仕事が厳しすぎて身体を壊してしまった、というのは本末転倒です。
・支出
法的対処に必要な費用はしっかり計画します。
調停などで弁護士の力を借りることは珍しくありません。50万円、100万といったまとまったお金が必要
になる場合もあります。
・新しい住まい
引っ越しは大きな出費の一つ。
どれも最低限のレベルで済まそうとすると、その先の「自分の生活」を安定・充実させるのが困難に
なりがちです。
生活の再スタートを
「復活の上り坂の入り口」 にするか、
「下り坂の始まり」
にするかの大きな分岐点です。
最後に・・・「子どもと会うためにできることをする」
という気持ちをはっきりとさせます。いつでも忘れないように。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
暮らしていくためのお手伝いをさせていただく
事務所です。
行政書士であり夫婦問題専門のカウンセラーが
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