自分さえガマンすれば…は、良い結果になりません。
「自分さえガマンすればすべてが丸く収まる」・・・
と考える夫や妻はとても多いです。
この選択肢のメリットは、
「これまで通りの生活レベルが維持できる」
「パートナーと別れずに済む」
「表面上は波風が立たない」
というところでしょうか。
しかし長い間、
「無神経な夫」
「感情むき出しの妻」
と暮らしていると、
「相手の良い面に目を向けよう」
「自分が細かいことを気にしすぎだ」
と思い込もうとします。
例えば・・・
「本当はこんな人じゃない」
「自分が無知で相手が正しいんだ」
「優しいときもある」
「ほかの家も似たようなもの」・・・ といった感じです。
経済的に自立することへの自信のなさ、一人ぼっちになる不安、パートナーへの捨てられない期待、
また、そんな相手をパートナーに選んでしまった自分の選択眼のなさを認めたくない・・・
という心理も働くかもしれません。
◆「自分がガマンするのはおかしい」
幾度となく繰り返される言い争いに不毛さを感じ、反論するのをやめてしまった・・・。
また、子どもの前でケンカすることは良くないから・・・。
しかし、このような生活にも少しずつ「違和感」を感じ始めます。
これら「困った夫」、「困った妻」は多かれ少なかれ、「相手は自分に尽くすべきだ」と
決めつけているので、あなたが黙っていても「困った夫・妻」から感謝されることはほぼないでしょう。
とはいえ、長年、ガマンを続けてきたパートナーに自己主張するのは、決して簡単ではありません。
いざとなると頭が真っ白になったり、相手を怒らせまいと「そうだね。。。」と同調してしまう
こともあります。
そんな時は、「どうしておまえは、そうやってオレを責めるんだ!」と感情的に反応するのではなく、
「悪気はないかもしれないけど、そういう言い方をされると私は悲しい・・・」
と自分が感じた怒りや悲しみをありのままに表現し、伝えることで、相手は「ハッ!」
と気づくことがあります。何らかの決断を下す前に、試してみる価値はあると思います。
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