離婚後の高葛藤と子どもへの影響

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離婚後、面会交流を行っているある父親(別居親)のお話。

 

離婚後も元妻との関係は未だ非常に険悪で、子どもの受け渡しの時には、それこそ何が起きるか

分からないような一触即発の状態になってしまうそうです。

そのため、子どもの受け渡しは、警察署の前で行っているという状態です。

 

面会交流の際、母親が車で子どもを連れてきますが、子どもは車から降りて父親の姿を目にしても、

父親がまるで透明人間であるかのように振る舞います。

しかし、母親が車で走り去るやいなや、「パパ!!」といって父親に走り寄ってくるそうです。

 

子どもは両親との間の緊張した雰囲気を敏感に感じ取り、母親をできるだけ刺激しないようにと

振る舞っているのかと思うと、かわいそうになる…と父親は言います。

 

しかし、そうは思うけれども、元妻に対する怒りに満ちた思いはどうしようもなく、

また、どうして未だにこんなに互いにいがみ合っているのか、よく分からない…と父親は嘆きます。


こうした相手に対する怒りの感情は、

結婚生活から離婚に向けての話し合いの中で強められ、お互いを否定するといった

感情によって引き起こされたものです。

 

こうした他方の親に対する否定的な感情を変えるにはどうすれば良いか…。

こうした怒りの感情を乗り越える方法の一つに、同じ状況にある親どうしが同じ目線で意見や話し合い

できる語り場(ワークショップ)が有効とされています。

皆で考え、話し合うことで一人で抱えていたものを共有していくことが解決への第一歩となります。

 

 

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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
暮らしていくためのお手伝いをさせていただく
事務所です。

行政書士であり夫婦問題専門のカウンセラーが
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