境界性パーソナリティ障害の特徴 「怒りの爆発を止められない」
境界性パーソナリティ障害の特徴の一つに、感情のコントロールができないまま、
怒りを爆発させることがあります。
周囲から見ると、「なぜその程度のことで?」と思うケースもしばしば。
穏やかで従順だと思っていたら、野獣のように攻撃的にもなります。
◆怒るときの気持ち
時々、心の奥底にある得体の知れない固まりに触れ、怒りがわき上がってきます。
本人もその固まりの正体がわからず、複雑に混じり合った感情をつかめていません。
・中核には不安がある
表面に現れる強さと裏腹に、内面は弱いため心の底では「見捨てないで!」と
すがりついています。
・些細な事と言われるが…
「そんな程度のことで…」と言われるとかえって腹が立ちます。
自分でも沸点が低いとは思っていますが、もっと自分をかまって欲しいのです。
・みんなわかってくれない!
自分に冷たくしたのに、そのことに気づかず、訴えても理解してくれない。。
この切ない気持ちをわかって欲しいと思っています。
・自分でも止められない
怒るのは辛いし、どこかで自分にあきれているのですが、爆発しきるまで抑えることができません。
・自分は悪くない!
「爆発しているときは相手のせいだ!」と責めます。
ただ、おさまると羞恥心や申し訳なさから自己嫌悪に。。
◆怒りの底には見捨てられ不安がある
少々気を悪くしたかな、と周囲が思っているうちに、たちまち怒りを爆発させることがあります。
また、予兆もなくいきなり爆発させることもあります。
ほんの些細なことから爆発的に怒りはじめ、エスカレートするうちに自分でも何に起こっているのか?
どうして欲しいのか?わからないまま怒りがとめられません。
これらの怒りは、怒りだけの明確な感情ではなく、心の奥底に見捨てられ不安があります。
その不安を高めるのは、「見捨てられた!」という思いからです。
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