親の再婚と子へのネグレクトと性的虐待
ここ数年、子どもへの虐待に関するニュースが後を絶ちません。
特に多いのがネグレクト(育児放棄)と性的虐待です。
シングルマザーとその内縁の夫、また実父による虐待もニュースで頻繁に見かけます。
離婚が昔に比べ、一般的になりつつあるいま、離婚後、子どもを引き取った親が再婚したり、
新しい恋人ができたりするケースは珍しくありません。
また子どもも親が再婚したり、新しい恋人ができたりすること自体、子どもの年齢や個人差は
ありますが、ただちに問題があるということもないようです。
しかし、シングルである親が再婚したり新しい恋人ができたりする場合に、
子どもの思いに十分配慮し、守ってもらいたいルールもあります。
◆子どもの思いに配慮したルールとは?
①夫婦仲の良し悪しにかかわらず、子どもが親から性的虐待を受けることがないように
十分に注意を払う。
②親が再婚したり、恋人ができたりした場合に、子どもが寂しい思いをすることがないように、
これまで通りに、子どもに愛情を注いだり子どものケアをする。
③親と再婚相手、あるいは恋人との性行為を子どもが見せられることのないように、十分な注意を払う。
④親の再婚相手や恋人と子どもの関係について、子どもの気持ちを何よりも大事にして欲しい。
⑤離婚して子どもを引き取ったら、再婚しようが、恋人ができようが、子どもを見捨てるようなこと
はしない。
親の再婚相手や恋人が、ズカズカと子どものプライベートな領域に入ってくることに
不快感や嫌悪感を抱く子どもも珍しくありません。
子どもは、新しい「父親」や「母親」を欲しいと思っているとは限らないのです。
親が再婚したり、恋人ができたりすることは受け入れても、自分の義理の親になることは、
「イヤ!」という子どもも多く、その気持ちを配慮し尊重することは必要です。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
暮らしていくためのお手伝いをさせていただく
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行政書士であり夫婦問題専門のカウンセラーが
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