離婚後、子どもに会えなくなった父親のはなし その1

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ある夫婦のおはなし・・・

二人は友人の紹介で知り合い、9年前に結婚しました。

妻は、結婚当初から夫に対し文句を言うことが多く、よくケンカをしていました。

 

ただ、その内容は・・・

・タバコをやめると誓ったから結婚したのに、その約束をすぐにやぶった。

・脱いだものを片付けないので子どもの教育上よくない。

など、些細なことでした。

 

 

そして、 夫婦関係が決定的に悪くなったのは、次男が生まれた頃からです。

妻は、二人の男の子の育児に追われ、

「忙しい」

「疲れている」

と言って、 夫婦関係を拒否しました。

夫のほうから何度か誘ったのですが、そのたびに断られ、離婚するまでの三年間は、

セックスレスの状態が続いていました。

 

 

彼女は、もともと外交的な性格で、専業主婦は性に合わないらしく、 家にいるとイライラする、

夜もよく眠れない・・・と こぼしていました。

そして、 精神的に安定するからと言って、下の子どもを保育園に預けて パートに出ました。

 

 

「子どもが小さいうちは、家にいてほしい」

と夫は言いましたが、

「女性にも生きがいが必要、今は女も働く時代だ」

などと反論されてしまいました。

 

そして、 そのころから、妻の様子がいつもと違ってきました。

家にいるときはいつでも携帯を気にしていて、 しょっちゅうラインをやりとりするようになったのです。

 

昨年の暮れに、彼女は職場の忘年会で帰りが遅くなり、 酔って帰ってきました。

その晩、深夜に誰かとひそひそと携帯で話していたので、気付かれないようにそばに

行って耳を澄ませたら、「また、連れて行ってね」いう甘いささやきが聞こえました。

 

相手は誰なんだ!」

と夫が詰め寄ると、職場の上司だと言い、

「あなたよりも私のことをわかってくれる。あの人と一緒になればよかった!」

と開き直りました。

 

そうしたら、また、携帯が鳴って、彼女がそれを耳元に持って行ったので、

夫がそれを叩き落とそうとしたら、妻の肩に手が当たってしまいました。

その途端に、反対側に倒れて、肩がソファーのかどに当たったようで、

妻は首を痛めたといいだしました。

 

翌日、病院に行って、診断書を取ってきました。

むちうちで1週間だと言われたようです。 夫は、そんなに強くたたいたつもりもないし、

あり得ない、と思いました。

 

 

その2へつづく。

 

 

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
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