子どもの「自己肯定感」を育む

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人が生きていくときに大切なものの一つに「自己肯定感」(自己評価)があります。

これは、

「自分は大切な人間だ」

「自分は生きている価値がある」

「自分は必要な人間だ」

という気持ちをいいます。

 

どんなに勉強ができても、お金を持っていても、いい会社に勤めていても、

この「自己肯定感」が低いと、苦しい人生になりかねません。

 

◆低い日本人の「自己肯定感」

しかし、この「自己肯定感」、今の日本の子どもたちの中では、決して高くありません。

日本を含めた7か国の満13~29歳の若者を対象とした意識調査の統計から各国の若者の

自己肯定感を見てみると

 

≪自分自身に満足している≫

アメリカ  86%

イギリス  83,1%

フランス  82,7%

ドイツ   80,9%

スウェーデン 74,4%

韓国    71,5%

日本    45,8%

(我が国と諸外国の若者の意識に関する調査 内閣府 平成25年度)

 

という結果がでています。

 

もちろん、国民性の違いや文化の違いもありますが、それにしても日本の子どもたちの

自己肯定感の低さは深刻です。

人から、社会から、必要とされていると思えない子どもが、どうして、意欲を持って

勉強に取り組んだり、積極的に社会のルールを守ったりできるでしょうか?

「自分なんか、生きている価値ない」としか思えない子どもが、どうして自分の人生を

主体的に、前向きに生きていくことができるでしょうか?

 

◆親の離婚も原因の一つ

また、子どもの自己肯定感を下げる原因の一つとして親の離婚が挙げられます。

両親の離婚を目の当たりにした子どもたちは、心の中で

「親が離婚したのは自分のせいでは?」と自分を責める場合があります。

 

離婚の際には、理由をきちんと説明し

子どものせいではないこと

あなたを愛していること

これからの生活もがんばるから大丈夫であること

など、子どもに安心感を与える話し方することが重要です。

 

今後、離婚したとしても、元妻・元夫や周囲の大人たちと連携し、

子どもたちの自己肯定感を育て、健やかな心をはぐくむことが虐待の予防、

さらには大人の自殺を解決することにもつながります。

 

 

 

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