夫婦のコミュニケーション不全 リポートトークとラポートトーク
十分なコミュニケーションがあってはじめて、夫婦は互いに相手を
「人生のパートナー」と感じられるようになります。
しかし、そこまでの道のりは簡単ではなく、夫婦として成熟していくためには、
お互いの努力が欠かせません。
◆夫も妻も夫婦として未熟!?
「夫は分かってくれない」
というのは多くの妻たちに共通する悩みですが、
「妻はすぐに感情的になって困る」
という夫たちの言い分もあります。
そもそも会話がかみ合わないのは、夫婦の会話のスタイルが
違うことが大きな原因です。
それは、夫は話題も話し方も理論的な
リポートトーク(情報のみを淡々と語る話し方)
妻は話題も話し方も感情的で情緒豊かな
ラポートトーク(相手の情緒や感情に働きかける話し方)
なのです。
夫婦といえども、コミュニケーション不全では、人生のパートナーとはいえません。
性的な関係を含めた十分なコミュニケーションをはかっていくことが欠かせません。
◆夫のリポートトーク、妻のラポートトークによるすれ違い
女性が話したいのは、客観的な出来事より、
自分がどう感じたか、どんな気持ちだったか
ということです。
なので、夫にも情緒豊かな対応を求めますが、男性は、妻に共感を示すというより、
話の内容を整理して要点を洗い出し、「こうすればいいじゃないか」
などと理論的に答え、結論を急ぎがち
になります。
妻が夫に共感を求めようとしても、夫は、
「わかった、わかった」
↓
「つまり、○○だろう」
↓
「だから、どうだって言うんだ」
↓
「要するになんだ?」
などと批判や会話を打ち切ってしまいがちです。
そうなると妻は、夫に「ばかにされた!」と感じてしまいます。
ここで妻の心の声を聞いてみると・・・
①はぐらかされた気分になる
会話の軸がどんどんずれていくように感じられる。
妻は「私が話したかったのは、そういうことではないのに!」
という思いを持ちます。
②自分が同意してようがいまいが関係ないと感じる
夫の応対は妻の気持ちを無視したものになりがちです。
「私が同意してもしなくても、夫は自分勝手に結論を出し、
私の意見などまったく関係ない」と、会話自体がむなしくなるのです。
③自分の存在を軽んじられたような気分になる
何を言っても、心のこもっていない返事に感じられ、
妻は「結局、この人は、私のことなんてどうでもいいんだわ」
という思いを抱いてしまいます。
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