実践! 既婚シングルライフ
先日のブログの続きから
夫婦関係を再構築する上で「既婚シングル」という考え方、
そして、それを実行する上での実践的なアドバイスです。
◆既婚シングル 実践へのアドバイス
①週に一度くらいは役割交換を!
1週間のうち、どこか1日は夫と妻の役割を交換してみる。
「相手の立場から自分を見る」経験をする意義は大きく、相手の立場の理解が深まります。
②自立した生活を心がける
夫は全部とは言わないまでも、できるかぎり、自分の回りのことは自分でやる。
妻もなるべく夫のやり方に任せてみる。
例えば・・・
自分で汚した物やトイレは自分で洗う、食事を用意する、など。
自立した大人の姿は、子どもへのモデル教育になります。
また、妻が病気などで夫がひとりになった時に備える自衛になります。
③意図的に寝室を別々にしてみる。
これは、性の営みを断つというネガティブな目的でなく、逆に性生活を新鮮なものに
することが目的。手を伸ばしたり、寝返るだけですぐ行動に移ることができてしまうのは、
相手の気持ちに関係なく、自分の欲望だけでセックスすることになってしまいます。
要は、わざと精神的に距離を設け、それによって逆に性生活に新鮮さや豊かさを感じて
みることです。
④時には別々に住んでみる
物理的に距離を設けることで、双方がやりたいことに専念できるということがあります。
長い結婚生活の中で、ある期間別々に住むことは、2人の関係を見つめ直したり、新鮮さを
与えることにも役立つことがあります。
⑤双方が別々のネットワークを持つ
人脈やいろいろなネットワークが広いと人生の幅が広がり、豊かになります。
夫婦が別々のネットワークを持てば、倍に広がります。また、相手が豊かになることで、
利益を受けることにもなります。
⑥コミュニケーションのパイプを広げる
外で話はできても、家では話ができない夫婦は多いのではないでしょうか?
また、「話したがらない夫」「聞いてもらいたい妻」で双方の行き違いが生じるなど。。
お互いの「聴く耳が詰まっている」「心が閉ざされている」ものは何かを見極め、それを
取り除く作業が必要です。
夫婦だから「黙っていても通じ合う」というのは、実は大体が錯覚であって、
「通じ合う」のではなく、「感じ合っている」のでしょう。
しかし、その感じ方は「推察が独りよがり」であったり「思い込み」の
場合が多い。。
夫婦といえども、お互い別の人格であり、別々の個人の世界に生きています。
なので、
・馴れ合いの関係を通じ合っていると錯覚
・夫婦であるということ自体に甘えている
まずはこのことに改めて気づかなければなりません。
そして、これまでの自分たちのコミュニケーションの実態をよく振り返り、
問題点を明らかにする作業が必要になります。
これは(相手のあることなので)、大変、わずらわしい作業になりますが
しかし、そこから「本当に理解し合うとは?」を考えるきっかけになるのです。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
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