『6割がサービス残業』社会で生き抜く日本のサラリーマンとその家族
日本の「過労死」は「KAROSHI」と英語でもそのまま通じるそうです。
大きなニュースにもなった2015年大手広告代理店の女性新入社員の自殺は、
働き盛りのお父さんにとっても他人事ではなかったかと思います。
また、出勤簿に記入しない、いわゆる「サービス残業」が横行している
といった記事もありました。
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■6割が「サービス残業」、緊急調査で浮き彫りに ⇒日経ビジネス
「残業(できない)しない人は何かの折に順に首を切られるか飛ばされる感じになる。
会社が満足するほど残業している人は病気になるか、家庭が崩壊している」。。。
この言葉、今の日本の労働環境を象徴しています。。
◆長時間労働で失われるもの・・・
長時間労働によって、多くの人(特に男性)の健康が脅かされてしまいますが、
その中でもっとも気をつけたいのは「睡眠時間を削ってしまう」ことです。
時間労働を強いられることで、当然、仕事以外のことをする時間は
少なくなってしまいます。それは、つまり「睡眠時間が奪われる」
ことにつながります。
例えば・・・
朝7時に家を出て、帰宅が23時だとしたら、残りは8時間しかない。
適正な睡眠時間が7~8時間と言われる中で、すぐには寝ることも
できないから、当然、睡眠時間はそれ以上に削られることになります。
そして、
睡眠時間が削られれば、
↓
疲労を十分に回復することができない
↓
体力・免疫力が落ちる
↓
体調も崩しやすくなる
また、遅く帰宅し食事をとれば、太りやすくなり、運動する機会もなければ
「メタボ」になる。。。
十分な睡眠時間が確保できないと精神的なバランスを崩し、うつ病などの
精神疾患にもなりやすくなります。
たとえ子育てに強い関心をもっているパパだとしても、
長時間労働で心身の体調を崩すことになれば、子育てなど到底できる
状態ではなくなります。
遅い時間に帰宅すれば、たいていの場合、子どもは寝ているだろうし、
たとえ珍しく早く帰って子どもが起きていたとしても、日ごろから疲労困憊であれば、
「子どものために何かをしたい」という気持ちもなかなか起きないし、
何より妻との関係がこじれてしまい、父親の居場所が無くなってしまう
ことにもなりかねません。
最近では、「イクボス」という言葉も目にします。
もし、今、長時間労働を強いられ、自身の健康面の不安や家庭のトラブルを
抱えている父親がいたら、改めて長時間労働で働くことのリスクを考えてもらいたい。
仕事の代りはいますが、父親の代りはあなたしかいないのです。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
暮らしていくためのお手伝いをさせていただく
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