けんかを避けることが必ずしも良い夫婦関係とは限りません
◆けんかを避ける夫婦は問題を抱えやすい?
習慣的に対立を避けている夫婦がいます。
自分たちは平和的な道を選んでいるつもりですが、
実際にはお互いの溝を深めていることがあります。
けんかすることでお互いの食い違いを修正する機会を得られますが、
けんかを避ければ、問題が解決されないまま残ってしまいます。
また、ある2組の夫婦がいます。
めったに言い争いをしない夫婦は、結婚生活の幸福度は高めでした。
『彼らは対立の少ないこと=幸せな結婚』だと思っていました。
逆に、最初から盛んにけんかをしていた夫婦は結婚生活の満足度は低めでした。
それから3年後・・・。
けんかの多かった夫婦は、色々な意見の食い違いを解決して、
今は満ち足りた生活を送っています。
では、平和的だった夫婦は?
彼らは夫婦間に問題を抱えていました。
それは問題が起きたときに何も言わず対立を避けてきたために、
二人の関係を成長させる大切な機会を失っていたのでした。
◆侮辱をあらわにすると…
お互いが話をしている最中に、見るからに相手を見下している態度があれば、
それは夫婦間の関係が深刻な状況に陥っている証拠です。
例えば、
軽蔑のまなざしを向けるしぐさや中傷・罵倒する、など言葉での侮辱もそうです。
この侮辱はもっとも強く離婚を予感させる兆候の一つと言えます。
◆幻滅と失望
結婚が期待通りではないと感じたり、自分の人生に失望したりすることも、
離婚につながる兆候となり得ます。
しかも、新婚当初など結婚して早い時期に幻滅を感じると、離婚につながりやすくなります。
幻滅しているかどうかを見分ける方法の1つは、
相手が夫婦の馴れ初めを
ネガティブに語るか?
ポジティブに語るか? で分かることがあります。
◆夫婦関係の危険度を測る質問
下記質問のような状態がよくあると感じた場合、改善するために何らかの
行動を起こすときかもしれません。
1.些細な口論がエスカレートして激しいけんかになり、
互いをののしり、批判し、中傷し、過去の傷を蒸し返したりする。
2.パートナーは、私の意見、感情、望みを批判する、または軽視する。
3.パートナーは、私の言葉や行動を、実際以上に否定的に考えているようだ。
4.何か問題が起こると、私たち夫婦はまるで敵どうしのようになってしまう。
5.自分の本心や本当の感情はパートナーに話さない。
6.夫婦関係の現状に寂しさを感じている。
7.口論になると、すぐにどちらかが引き下がる。まるで、それ以上話したくないか、
とにかくその場を離れたいと思っているようだ。
いかがでしょうか?
自分たちの結婚がどこへ向かおうとしているのか?
今が真剣に見つめなおすタイミングなのかもしれません。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
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