女性から癒しを引き出せないなら、男の友情から始めろ!
「男の友情」
よくあるのが、とことん議論し合い、時には殴り合いのケンカをして、
その後に「おまえもなかなかやるじゃん!」と言いながら
肩を組み、酒を酌み交わす・・・
などのシーンです。
しかし、現実にこのような場面はまれで、「男の友情」はとかく
競争になりやすく、自分の悩みや苦しみを見せづらく、
時にはドラマ 半沢直樹のような「男の嫉妬」…
美人の女性と結婚した、オレよりあいつが先に家を買った、
など妬みを買うことも多いのが事実です。
◆弱い自分をさらけ出す
「男の友情」の弱点は弱い部分をさらけ出せないこと。
これは「男は強くなければいけない」という世間から
刷り込まれた面もかなり影響しています。
反面、女性同士ではある程度、お互いケアの仕方を知っています。
それは困っているほうがちゃんとサインを出すので、わかり易いのです。
ある男性介護者のグループの集まり。
今や年老いた親や配偶者、病気や障害をもった子供を、
同居しながら介護する男性は、全介護者の3割と言われています。
そして、それぞれが、悩み、苦しみをもっています。
ある男性は自分が看取ってもらうはずだったのに、先に妻が要介護者になり、
「何で、俺が!」
「自分だけがこんな苦労しているんだ。大変なことをしているんだ」
という気持ちだったといいます。
しかし、これらのグループの集いで仲間に出会い、自分だけが
苦労しているのではないこと、もっと苦労している人がたくさん
いることに気づいたといいます。
親を介護していて、つい暴力をふるってしまう男性や、
認知症の妻を道連れにして自殺しようとした男性もいます。
そういう方も、今では当時を振り返って、相談相手がいなくて
イライラしていた、あの時はどうかしていた、と自己分析を
する余裕がもてるほど回復しています。
ここまで精神状態が持ち直したのも、この会で仲間に出会い、
癒されたからでしょう。
◆一杯やってやっと本音が出る
同じ立場、同じ苦しみを持った仲間の存在は大切です。
話し相手が女性介護者だったら、立場も考え方も違うので、
話しても癒されません。介護経験のない男性でもダメです。
ただでさえ男性同士の関係は競争的なのに、とてもじゃない
けれど弱音を吐けません。
同じ立場の仲間どうしをつなげるこの会のポイントは、
勉強会のあとにかならず飲み会をすることです。
「男はプライドが高いし、井戸端会議の経験もない。
一杯やって、やっと本音が出る」
とのこと。
この弱音を吐けるシチュエーションが大事なのです。
この弱音を吐く会にいて欲しくない人は「オレがオレが」的
な男性です。
◆友達のいいところを褒める
男性が女性に対して「褒める」ことはよくします。
それは下心からかもしれませんし、何かお願い事を
する前に前もって褒めて機嫌を損ねないようにするため、
とかいろいろです。
しかし、男同士の関係ではこれらは応用しません。
しかしながら男女問わず、褒められればうれしいのです。
ならば褒めて友達と仲良くなったほうが良いのです。
重要なのは、お互いが「いい!」と思っていることを、
きちんと言葉にして、真剣に相手に伝えていくことです。
「女の子に言われると嬉しいけど、男から言われるのはチョット…」
と思うかもしれませんが、これは会社でも上司が部下と円滑に
仕事を進めるときも「部下を褒める」、そして相手のやる気を
引き出す方法がよく言われます。
デキる男は人を褒め相手にスポットライトを当てて
あげるのです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
暮らしていくためのお手伝いをさせていただく
事務所です。
行政書士であり夫婦問題専門のカウンセラーが
対応致します。お気軽にお問合せください。
電 話 082-533-6036(広島市西区)
メールでのお問い合せはこちら から
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
にほんブログ村 http://ping.blogmura.com/xmlrpc/4ljr43q2p2md
Your Message