夫の「手伝ってやった!」というドヤ顔と「信じられない!」という妻の怒り

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男性36

行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。

 

ある男性からの相談。

「週末に、いつもよりも熱心に家事を手伝った。

妻から褒められて当然なのに、なぜか妻の機嫌が悪い」。。。

 

話を伺うと彼はこれ見よがしに

「一生懸命洗い物手伝ったんだけど、わかってくれた?」

とドヤ顔で妻に自慢して言ったそうです。

すると、三人の子どもの母親で、平日はパート勤務している妻は、

信じられないとばかりに顔を怒りでゆがめました。

 

「なぜ妻はあれほど怒ったのだろう?」

翌日になっても彼は釈然としません。

それを見た妻は

 

「自分の家をきれいにしただけなのに、

『手伝った!』と恩着せがましく言うなんて、どういうこと?」

 

と夫に言い返したそうです。

 

 

◆日々欠かせない単調な作業だから影響も大きい

男性も女性も家事をめぐるもめ事から学ぶところは

たくさんあります。それは、妻が洗い物や洗濯掃除など

する回数を増やしてほしいと夫に頼んでも解決に

つながらない場合があります。

 

なぜなら多くの女性にとって、夫婦関係における

主導権の源は、家計の切り盛り子育てにあります。

そうした本来の活動領域を守ろうとする姿勢が女性には

少なからずあります。これらが夫との結婚生活に亀裂を

生じさせている可能性もあるのです。

 

夫に頼むのであれば、夫自身が家事に手を出すのを認めること、

そしてやり方は夫にまかせて、自分と違うやり方をしても

文句をつけたりしないことも大切です。

 

そして、男性にとっては家事をめぐるもめ事を解決できれば、

結婚生活を改善するだけではなく、ストレスを減らして

健康をもたらし、さらには妻とのセックスの回数が増える

可能性もあるのです。

 

 

◆家事労働の男女格差

あるデータでは、結婚すると女性が家事労働に費やす時間が

70%増え、逆に男性は12%減少します。

 

また、共働きの場合、女性が長時間働くほど、男性が家事

する時間が増えます。

 

それなら、女性がキャリアを追及し、男性が家にいる場合

主夫を除く)はどうでしょうか?

この場合、男性がほとんどの家事をこなすという役割の

交代はまず起きません。それどころか、

妻が働いて夫が無職でも、妻は依然として家事の

大半を担うというデータがあります。

 

また、妻は少なくとも夫の2倍の時間を家事に費やすという

結果がでており、女性が外で働く時間が増えるにつれ、

家庭内の労働にかける時間は少なくなって、代わりに

男性が家事をする時間が増えますが、夫がすべての家事

を引き受けるには程遠いようです。

 

冒頭に出てきた男性相談者。

妻に対してドヤ顔で「手伝ってやった!」と伝えるよりも、

何も言わず家事を済ましたほうが妻へのポイントは高そうです。

 

 

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