夫婦の財布はひとつ?それともふたつ?
行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
お互いの収入や支出をどういった形で管理するかは、夫婦にとって
重要な問題です。それぞれ別々の口座を持って、収入に対する割合で
決めた分担金額を、共同名義の口座に毎月入金する方法が一番いい
という夫婦もいれば、世帯の全収入をひとつの口座に集めておく
夫婦もいれば、完全に別会計の夫婦もいます。
しかし、あるデータでは、別会計を続ける夫婦は離婚のリスク要因と
なる可能性があり、共同でお金を蓄え、管理している夫婦は離婚の
リスク要因は低くなる、という結果もあります。
しかし、どんな形で金銭管理するにせよ、夫と妻の双方が全体の財政状況
をつねに把握できる環境が必要なようです。
◆夫婦によってそれぞれだが重要なのは2つ
結婚前はたいていの夫婦がそれぞれ別口座をもっています。結婚しても
しらばくはそのまま別勘定を続けるケースが多いですが、
住宅の購入や子どもの誕生など、人生における大きな決定をきっかけに、
世帯の財産を蓄えはじめます。その際に重要なことは2つあります。
①多少の独立性を維持すること。
世帯の財産を蓄えて金銭問題を協力して解決することは重要ですが、
夫婦のどちらもが、たとえ相手が眉をひそめても自分の好きなように
お金を使える選択肢をもつことが良いとされます。
例えば、服を買ったり、週に1回はギャンブルしたり、スポーツ観戦したり、
趣味のグッズを購入するなどです。
②夫婦で過ごす時間のためにお金を使うこと。
旅行や外食、デートなど。新しい活動をしたり、時間を一緒に過ごすことが
結婚の健康を増進する上で重要です。
金銭をめぐり夫婦のトラブルが絶えない場合、それは別の問題が生じている
かもしれません。
金銭をめぐるけんかは何かの象徴であることが多々あるので、例えば、
夫婦間の主導権争いや価値観の不一致、浮気・不倫など、別のところで
原因を考えてみると良いかもしれません。
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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
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