夫にどうやって家事を協力させればよいでしょうか?

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料理

行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。

 

ご自身も2人のお子さんのお母さんで、かつ会社の経営者でもある、

株式会社ワーク・ライフバランス 代表取締役社長の 小室淑恵さんの

お話がすごく印象に残りました。少し抜粋させていただきます。

 

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小室さんは、長男を生んだ直後に起業した当初、仕事と育児の両立に苦労したという。

夫は働きかたを変えず、仕事をしながら深夜まで1人で育児をしていたときの経験から、

「2人目は生まない!」

と夫に宣言したこともあった。

 

しかし今では、次男も誕生し、楽しい育児生活を行っている。

小室さんが「2人目を生みたい」と思った最大の要因は、長男の育児をきっかけに

夫が変わり、育児家事を同じ時間だけやってくれるようになったからだった。

 

◆「夫が家事育児に協力的でない。どうやって夫を変えましたか?」

ある女性からの質問です。

「主人52歳、私38歳、主人は年代のせいか家事は手伝ってくれません。

2人目も欲しいと思ってますが、今のままだといろいろ考えてしまって踏みきれません」

 

小室さん:もちろん、私も喧嘩もしましたし、

    「どうしてあなたは働き方を変えないの」って真剣に訴えたこともありました。

 

そんななかで一番夫が変わったのは・・・

本当に小さな家事をやったときに、びっくりするぐらい褒めたことです(笑)。

それを積み重ねて、今では朝すべての家事をやってくれています。

朝ごはんを作り、朝子供をお風呂に入れ、保育園に送って行ってくれます。

ベッドメイキングや食器洗いもやってくれます。それでも、初めて朝ごはんを作ったときは、

ごはんと味噌汁の2品を作るのに2時間かかりました(笑)。

 

もうちょっとで「こんなんじゃ遅刻しちゃう」っていいそうになったんですけど、

味噌汁を飲んで「だしが効いてる!!」って褒めたんです。

そしたら夫は、「そうだろう、インターネットで調べたら、一番だしと二番だしの

取りかたが書いてあったからさ」と(笑)。

 

「え、まさか朝から二番だし!?」と思ったんですが、「だしに定評のある人って呼んでいい?」

って聞きました。それで夫は、「俺、料理の才能あるんじゃないか」と思ってくれたみたいです。

 

夫には、本当に「8割褒めて、2割もったいない」です。

指摘をするのは、2割以下にとどめます。

ちょっとずつやってもらったら、今では30分で、ごはん、味噌汁、お魚、もう1品を作れる

ようになりました。魚焼きの網も洗ってから出社しています。とにかく、まず褒めるのが

大事なんですよね。

 

男性で「家事が嫌だ」という方のトラウマ体験で一番多いのが、

「最初にやった家事を妻にけなされた。

どうせ何かやっても妻は妻のやりかたじゃないと気に入らないんだろう」

というものなんです。

 

ただ、最初に何かやってもらうきっかけ自体がつかめないときは

「高熱で倒れる」っていうのも、すごく効果があります(笑)。

自分が病気でどうにもならなくなったときが、夫の家事のきっかけになったりする

こともあるんじゃないかなと思います。

 

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「夫をほめる!?

私はそれをいつも当たり前にやっていてしかも、

ねぎらってもらったこともない!」

というお母さんの声も聞こえそうです。夫婦は同じ立場、どちらが上とかありません。

 

ますは、同じパートナーとして一緒に協力しあうきっかけを作るところから始めて

みてはいかがでしょうか?やってみる価値はあると思います。

 

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