夫婦関係修復のために調停を利用してみる

公開日: 

家庭裁判所

行政書士 兼 離婚コーディネーターの中森です。

家庭裁判所の調停といえば離婚したい人が訴訟の前に一度は

通らなければならない関門…、と思われているかもしれませんが、

実は危機に瀕した夫婦を元に戻すための調停もあります。

これを「円満調停」といい、それを総称して

「夫婦関係調整調停」と言います。

 

◆夫婦関係調整調停 とは?

「円満調停」では二人の調停委員が双方の話を聞いて仲立ちをします。

そんなとき、調停委員が話をじっくりと聞いてくれて、それまでの

苦労や努力を理解してくれた上で、修復のための効果的な

アドバイスをしてくれれば、やり直しのヒントになるかもしれません。

 

それまで誰一人自分の苦労や努力をわかってくれない、と頑なに

なっていたものが、誰かにそれを認めてもらうことで気持ちに余裕が

生じ、相手の立場も少しは考える、というのが円満調停のポイント

だと言えます。

 

また調停委員と話をしているうちに、自分たちの争いによって子ども

が悩んだり傷ついたりしている姿が見えてきます。

 

両親がうまくいっていない家の子どもは、両親が争っていることは

うすうすわかるけれども、どちらもはっきり言わないから聞きにくいとか、

どちらかの味方をするともう一方と距離ができてしまうのでどちらにも

つけない、などの悩みを持っています。

それに対して親たちが、夫婦の間でどちらが悪いか、というレベルで

考えてしまうことに終始すると、子どもの気持ちに気づくことは

できないでしょう。

 

調停を申し立てる費用は

収入印紙1,200円、他、

連絡用の郵便切手代など合計で2,000円前後で済みます。

修復にむけた調停の場合であれば、弁護士をつけず、当事者と

裁判官、調停委員による話し合いで進めることのほうが

多いでしょう。

 

夫婦間で話し合いができずこう着状態が続き、親族や知り合い等の

第三者の仲介が難しい場合は、これらを利用することで何かしら

のきっかけになるかもしれません。

 

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なかもり法務相談事務所は、離婚問題という先の
見えない暗闇に灯りをともし、再び子どもと笑顔で
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