行政書士という資格と初めての相談

公開日:  最終更新日:2022/01/06

行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。

 

毎日暑い日が続きますね。

夏になると思い出すのが、行政書士の資格取得のための勉強時代です。

 

私は行政書士試験に3度チャレンジし、

3回目でようやく合格できました。

 

 

当時は・・・

 

朝起きて朝勉、。

会社に行き昼休憩で勉強、、。

会社が終わり、家に帰る前に自習室で勉強、、、。

寝る前に振り返り、確認、、、、。

 

 

特に、この夏の季節はそろそろ本試験(11月)に向けて結果が求められる時期です。

ある意味、自分の気持ちと格闘しながら、黙々とやっていたように思います。

 

 

そして、3度目でなんとか合格!

しかし、合格はしたもののいまいち行政書士という仕事のイメージがわかず、

「バリバリ働く!」という意気込みはあったものの、具体的に何するの?

という感じでした。

(行政書士は試験内容と実務があまりリンクしていないのです。)

 

 

そこで、

これまでカウンセリング的なことをやっていたこと、

そして

私自身が離婚問題に直面した経験から夫婦問題や離婚に関する業務を手掛けようと、

ある日、直感的に思いつきました。(本当に直感です。)

 

 

開業して、しばらくは問い合わせもない状態が続きましたが、

ある日、私の事務所のチラシを見て女性の方からお電話をいただきました。

 

 

あらかじめ相談内容をお伺いし、それから必死でその内容に関することを調べて、

質問内容を頭の中でシュミレーションして、緊張の中、約束の場所で

ご依頼人の方とお会いしました。

 

 

ご依頼人の方の話を一生懸命聞いて、事前に調べておいたことがらを説明しながら、

お話をさせていただきました。

 

 

相談が終わった際、ご依頼人の方がおっしゃいました。

 

「これでスッキリしました!色々と自分でも調べていたのですが、

プロの方に相談にのってもらって確認でき、また色々とお話を聞いて

いただいたので、また前向きに頑張れそうです!本当にありがとうございました!」

 

 

それは本当に心からのお礼でした。

前職の営業マン時代にもお客様からお礼を言われることはありましたが、

ここまでのお礼や感謝は初めてでした。

 

帰り道、1人で歩きながら、初めての仕事を終えホッとした気持ちと、

何とも言えない充実感がこみ上げてきました。

 

 

今でも、

「司法書士の方ですか?」

とよく間違えられる行政書士ですが、

自分で仕事をやり遂げた時の気持ちは会社員時代には味わえなかった

ものがあります。

 

士業での起業は難しくもありますが、それに勝る経験を積めるのではないかと思っています。

 

 

 


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